パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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子どもと動物

以前に紹介しました、「スズメの卵」は4羽が孵化し二女が世話をし、なんとか1羽放鳥できました。残念ながら3羽は孵化数日で死亡しました。娘なりに野生動物の生存の難しさを実感できたと思います。また、身近にみる「たかがスズメ」でしたが、何を食べるのか?どれくらいで毛が生えそろい、どれくらいで巣立つのか・・・十分勉強したようです。学校では教わることのないことで、まだ小さいので今回の全てを理解できたわけではないでしょうが、彼女なりに何かを感じ取ったようです。


最近の子どもを見ると生きる力を失いつつあるように感じることがあります。その原因は、身の回りに物が溢れ、飽食、少子化・兄弟が少ないなどで競争力がないなど悪条件が揃っていることではないかと思います。

うちの子供も例外ではないかもしれません。もう少し自然に目を向け、自然の中で生きていく厳しさを感じて欲しいものです。幸い、当院はど田舎です。一部、山が削られ畑になったり、木が伐採されたりはしていますが、まだまだ自然に触れあう事に不自由はしません。

今後は子どもたちに動物にふれあう機会や施設を作ることが出来れば・・・と思っています。
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by pathovets | 2011-07-06 18:26 | ペット | Comments(4)
Commented by きく at 2011-07-09 02:54 x
はじめまして。
以前から拝読しておりましたが、はじめてコメントさせていただきます。

私は20代、高校まで田舎育ちでしたが、特に動物に興味があったわけではありません。
印象的な動物の記憶と言えば、側溝見つけたで鳥の雛を誰もその場で保護して帰れず(飼育は自分だけの問題ではないので)歯がゆい思いをしたこと、学校の鶏小屋にいたちが侵入して、たくさんの鳥が死に、生き残った鳥がブルーシートの下で不安げにうずくまっていたこと、庭に迷い込んだホタルを捕まえて、翌朝見ると、夜の幻想的な姿には似つかなくて驚き、また、昆虫の命は短いと知って、水辺に帰しに行ったことくらいで野生生物の生存の厳しさなどという深いことまで考えていた記憶はありませんでした。
Commented by きく at 2011-07-09 02:55 x
その後、大学に進学して、都市部出同級生が、彼岸花(曼珠沙華)を見たことがない、色も知らない、と本気で言っていたのに非常に驚きました。
彼の実家は、田んぼはもちろん、舗装されていない土地もないというところだったそうです。

競争力=学力とは言い切れないでしょうが、彼は難関大学に進学し、粘り強く何年かかけて、超難関資格を取得し、力強く生きています。
ただ、私と同時期に学習してきた古文や、生物のイメージは随分違うのではないかな、と初めて思いました。
彼も春の七草を知らないはずがありませんが、私が道端のなずな(ペンペン草)を摘んで遊びながら、これも春の七草か…などと覆っていた頃、彼はテキストでセリ、ナズナ…と暗記したり、図鑑の写真を見たりしていたのかなあ、だとしたら、結構大変だなあ、と思ったり、小説で彼岸花が不吉、などと書かれていても、情景も浮かばず、その植物の名に目にも留まらないのかな、などと思ったりします。
Commented by きく at 2011-07-09 02:56 x
どっちが正しい育ち方、などというものではありませんし、答えが合えば大きなお世話、なのかもしれませんが、ど田舎育ちで、自然とそういうものに触れてきたのは、思わぬところで私を楽をさせてくれたような気がします。(もちろん、交通が不便で、都会の人ごみに疲れるようなこともありましたが、都会の暮らしは、意外とテレビなどで情報が入ってきているものです。)

今でも、歩いていて、ふとこんなところに○○が咲いている、などと言って、よく気づいたね、名前を知ってるね、などと驚かれます。
自然と触れ合う機会をもった経験は、1円の得にもならないようですが、読む文章に彩りを添えたり、歩く道でちょっとした楽しみに気付かせてくれたりと、人生を豊かにしてくれたような気がします。

今は、もしかしたら、それを、大人が意図的に、子どもに自然や動物に触れあう機会を作る必要があるのかもしれませんね。
動物となると大変ですが、舗装された道の脇にも、色んな昆虫や草花があるんだよ、と言えるような親になれたらなあ、などと思います。

長文失礼しました。
Commented by pathovets at 2011-07-10 21:14
田舎にいれば身の回りにある動植物が季節ごとに移り変わり、それによってなにげなく季節を感じます。「今年もこの花が咲いた」「もう少しすればどんぐりが落ちるころ」「カエルが鳴き始めた」・・・。自分自身を含め、大人が余裕がなさすぎ時間に追われてしまって自然を利用した家庭教育がおろそかになってしまっているようで子供達に申し訳ないな~と思う今日この頃です。
うちの周りにはキジが多くいます。1日に何度も見ますし、よく鳴いています。図鑑でしか見たことのなかった妻は当初感動していたようでしたが、私にはあまりに日常だったため感動の共有は全く出来ませんでした・・・。さすがに、現在では妻もキジを見たくらいでは感動しなくなりました。