パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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ワクチン接種と健康診断

ここ数年、当院の管内での犬の伝染病の大流行はないように思います。
でも、散発的にはありますよ。

パルボウィルス感染症:非常に致死率の高い病気ですが、インターフェロンの登場で随分死亡率が低下しま               した。しかし、入院治療が必要で高額な治療費が必要になります。

他にもジステンパー、コロナ、伝染性肝炎、パラインフルエンザウィルス感染症など・・・

特に田畑が多い環境ではレプトスピラ症も重要になってきます。これも発見が遅れると非常に致死率が高い病気です。また、やっかいなことに人にも感染する「人畜共通伝染病」となっています。
当院では毎年数例の犬が発症し治療しますが、人にも感染するために治療する側も非常にリスクの高い病気で厄介です。

伝染病にかかって高い治療費を払ったり、大切なペットが死んでしまって後悔するより、しっかりと定期的なワクチン接種を行いましょう。

「狂犬病ワクチン」は大小・犬種、室内・屋外飼育関係なく全頭接種が義務つけられています。



高齢のペットは最低でも年1回の健康診断をお勧めします。
高齢だけど見た目に元気なペットに健康診断を勧めると「金儲けか?」と思われるのが嫌で
私自身もあまり強く勧めませんでしたが、このところ反省しています。悪くなって来院された時にはすでに「腎不全」「肝不全」・・・ということがあります。数か月前に別件で来られた時に健康診断をしていれば・・・・ということがあります。

何をするにしてもお金はかかりますが、上手なお金の使い方で快適なペットの飼育ができたらと思います。
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by pathovets | 2011-10-12 16:23 | ペット | Comments(2)
Commented by soramame2007 at 2011-10-16 19:25
はじめまして。
健康診断、大切だとは分かっているのですがなかなかできないものですよね。
我が家は沢山の動物がいるのでどれかが調子が悪くなった時にはほかのも見てもらうようにしています。
家族の様なペット、大変な病気になる前に発見してあげられるようにしてあげたいと日々思っています。

ブログお気に入りに入れさせていただきました。
Commented by pathovets at 2011-10-17 18:56
お気に入りありがとうございます。
獣医師の立場からするとしっかりワクチン接種してもらって、定期的に健康診断を受けてもらって・・・ということなんですが、飼い主さんの負担にならない程度でやってもらえればいいのかなと思っています。家庭でも定期的に体重を測るとかというようなことでも健康状態の把握につながります。