パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

pathovets.exblog.jp
ブログトップ

交通事故が続きました

ここ数週間、交通事故で来院する症例が多かったです。
ちょっとした外傷程度のものから重度の骨折や意識障害・・・
どの子も小型犬でした。小さい分、運転者から見にくいことや急な飛び出しが原因のようです。

交通事故で怖いのが、外傷性ショックや尿管が挫傷して数日後に容体が急変するような症例です。飼い主さんは、見た目にけががないために「大丈夫!」と判断して自宅で様子を見ることがたびたびあります。

最近の症例でも、骨盤が複雑骨折しているにも関わらず、比較的正常そうに歩行していました。おそらく小型犬で体重が軽かったためにそれほど患肢に負担がかかっていなかったのだろうと思います。それに加え非常におとなしいワンちゃんでしたので骨盤部分を触っても全く嫌がったりしませんでした。この子は受傷後、すぐに別の病院を受診したのですが、上記のようなことで外観上異常がなかったために「打撲」程度の診断を受けていたようです。しかし、受傷から翌日まで全くおしっこをしないということで当院へ受診されました。尿管の損傷はなかったのですが、骨盤骨折に加え神経にもダメージがあったのでしょう。処置後、すぐに排尿できるようになり数日後には骨盤骨折の手術を行うことができました。今は退院して元気で自宅療養中です。

飼い主さんは急な飛び出しなどしないようにしっかりリードを着用するようにしましょう!
ドライバーの皆さんは、死角や飛び出しに対処できるように安全運転で行きましょう!
[PR]
by pathovets | 2011-11-13 11:41 | ペット | Comments(0)