パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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痛みのコントロールは重要です

近年、獣医学領域でも動物に対しての疼痛(痛み)管理の重要さが指摘されております。ちょっとした手術や内科疾患でも痛みを伴う場合には積極的に痛みを取り除いてあげましょうというものです。
そもそも動物の痛みが私たち人間にどれくらい理解できているのかわかりませんので、動き、食欲、鳴く、威嚇するなどの外見から判断するしかありません。

当院でも痛みを感じるだろうという時には積極的に鎮痛剤を使用しています。
飼い主さんの反応はそれぞれで「犬には痛み止めはいらないだろ~」と言われる方もいれば
「痛みどめがあると安心」と言われたり・・・。
数日分で数百円のことがほとんどなので「高価だからいらない」という方はさすがにいないので、今のところ痛そうなときは”半強制的に”「鎮痛剤の処方」としています。

ところで、数か月前から私の左人差し指に小さな水疱のようなものができはじめ最近では5mmくらいになり当たると痛くなりました。今日、病院に行ったら「イボ」ですね!と。子供の時にイボができたことがあったけど形状が全く違ったのでこれもイボ?と思いつつ処置していただきました。
幸い若くてかわいい女医さんで(なにが幸いかわかりませんが・・・) 
「ちょっと削りましょうか!」と言われ 
「本当にちょっとのつもり」で  ”お願いします”  と簡単に返事しました。
ところがゴリゴリ表面を削り、そんなに削って大丈夫???と不安になってきたころだんだん痛くなってきました。
「痛い?」
「はい、とっても!」
「このへんで止めておきましょうかね」と言われ、これで治療終了かと思いきや
「じゃ、液体窒素でやきましょうか!」
液体窒素化か~、獣医療でも似たような治療器具があるし無麻酔で大丈夫と宣伝してあったのを思い出して
これまた簡単に「そうしてください!」と返事。

綿棒の先に液体窒素を浸み込ませ     ”じゅ~~”   ”じゅ~~~~”  ”じゅ~~~~~~~~~”
「痛て!!!!!」

はい、今日は終わりました。また来週もう1回しましょう!

僕が「犬」だったら絶対に先生に咬みついて大暴れしていたことでしょう!
夕方になってもジンジンして痛いです。

あらためて疼痛管理の大事さと、「動物だから無麻酔でできる」ということを鵜吞みにしてはいけないと実感しました。
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by pathovets | 2012-12-20 17:04 | ペット | Comments(0)