パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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無知な繁殖

数日前に深夜に犬の帝王切開を希望する飼い主さんが電話をしてきました。
「胎盤剥離で大変なことになっている・・・」「生まれてきた子供が全部死産で・・・」「まだお腹が大きいような気がする・・・」などなど、一方的にしゃべってこちらの話がまったく通じない。慌てているのか、そんな性格なのかよくわからないが、とにかく何度も同じことを次から次にしゃべってくるのでしばらく相づちもせず黙っていたらさすがに電話が通じていないのかと思ったらしく「もしもし、もしもし」・・・、ようやくこちらから話ができるようになった。
そもそも「胎盤剥離」ってなんですか?と意地悪な質問をぶつけてみた。よくわからないけど~と答えに窮し緑の液体が出てきていると話が変わっていきました。「犬の分娩時には緑の液体が出てきますよ」と答えると、次は「分娩の間隔が長すぎると」・・・。色々わからないことが多いようでしたが、とりあえず質問にすべて答えると、最後には手持ちのお金がないというのです。

かかりつけの病院があるのかどうかもはっきり答えられませんでしたが、あまりにも「無知な方」だなという印象でした。だから不幸な結果となったのだと思います。
安易な気持ちで繁殖するのは止めましょう!
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by pathovets | 2015-06-12 21:31 | ペット | Comments(0)