パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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鳥インフルエンザ発生後、これでよいのか?

残念ながら宮崎県、私の住む川南町で鳥インフルエンザが発生しました。今年は、北海道・東北での発生が多く例年とは若干発生地が変化していました。しかし、養鶏業の方々は気を緩めることはなく防疫活動をしっかりされていました。たまたま今回の農場に出てしまったと言うしかなく仕方がないことです。日ごろの防疫演習等の成果もあり非常に短時間でスムーズに診断から埋却処分まで行えたように感じています。移動制限や搬出制限の養鶏場は経済的損出や次の発生の心配があると思いますが、しっかりモニタリングされているので冷静な経過観察が必要と思われます。
養鶏業者の必死の防疫が行われている最中ですが、本日の地元紙にはでかでかと「過剰な(イベントの)自粛ムードに警戒」と書かれており、口蹄疫の時の様々なイベント等の自粛が過剰すぎ商店街や町の活気を失わせたように書かれていました(私はそう理解しました)。商工会や商店街の方々の意見としてしっかり消毒等の防疫をしてイベントを行うことが町の経済衰退を抑制できるとしています。川南町では毎月月末に「軽トラ市」が開催され町の一大イベントになっていますが、口蹄疫の際は商工会に対して軽トラ市の中止要請しましたが聞き入れていただけず結局、町議や県議さらには県を通してようやく中止ということになりました。
今回も軽トラ市を中止することは「不要なマイナスイメージを植え付ける」との理由で行われるそうです。先にも書きましたが、養鶏業者の方々は防疫に必死になっています。1ヵ月周辺の農場で何も異常がなければ移動制限等は解除されます。なぜ、たった1度の軽トラ市が中止できないのか??? 年に1度というイベントでもなく毎月行われているのに。中止するとどんなマイナスイメージが植えつけられるのでしょうか??? 畜産の町を謳う川南町ですがこんな対応で良いのか、甚だ疑問に思う。過剰な自粛とは思わないが・・・
結果論で「ほら、新たに感染はなかったじゃないか!」という考えで良いのかな~

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by pathovets | 2016-12-22 13:59 | トピック | Comments(0)