パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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第3期生入村!

我が家の放牧地に”第3期生”の2頭が今日仲間入りしました。
これで6頭になりました。まだ”先輩4頭”との距離をとりつつ未知の土地を散策しています。さすがに、でこぼこだったり、倒木があったり、竹藪だったりの土の上を歩いたことがないので先輩同様入牧直後は勝手悪そうに歩いています。
お昼に放牧地に入れたのですが、夕方には泥で真っ黒でした。泥遊びは本能のようです。
2頭とも雌だと思っていましたが、夕方の観察で気付きましたが、1匹は「おね~」でした!

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by pathovets | 2017-06-30 17:41 | Comments(0)

我が家のブタは大きくなっているのかな?

豚を飼いはじめて1月になります。
2週間ほどで馴致も終え私にも慣れましたので本格的な放牧に出しました。毎日ジャングルのような荒れ地を開墾しています。放牧地には結構竹も多く生い茂っているので、土をよく掘って毎日タケノコ三昧のようです。1日2kgの配合飼料を朝夕の2回に分けて与えていますがあっという間に食べて、また”ジャングル”へ戻っていきます。
毎日見ているので成長しているのかどうか全く分からなくなり先週胸囲を測定しました。月に1回ほど測り成長しているかどうか確認しようと思います。
近日中に写真をアップしようと思います。

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by pathovets | 2017-03-30 21:31 | Comments(0)

お産

私が受け持っている農家さんで牛のお産が多くなってきました。
牛は約10ヶ月の妊娠期間を経て分娩を迎えます。
農家のみなさんは、親牛の発情を見つけ、人工授精を行い妊娠が成立します。それから10ヶ月大切に育て、子牛の誕生を迎えるわけです。繁殖農家にとって分娩で子牛を死なせてしまうことは大きな経済的損失となります。ですから最大のイベントであり重要な時でもあります。

人と同じで分娩予定日はあるものの予定日通りに出産する牛は少なく多少の前後のずれがあります。そのため、農家の方は分娩が近くなると夜中の見回りが多くなります。そして、予定日を過ぎて何日もたってくると寝不足で大変な疲労が蓄積するようです。さらに予定日をあまり超過しすぎると胎児が大きく成長しすぎて難産になります。

私が受け持っている農家さんの多くは、心配な牛がいると「いつ頃が分娩予定日だから、頼むね!」「夜中でも電話するよ!」と事前に連絡をくれます。
そうなると私もいつ電話が来るのかと気になって気になって大変です。

難産の原因としては、胎児が大きくなりすぎて出ない、出てくるときの向きがおかしかったり、足や首を変な向きに曲げて引っかかっていたり・・・様々です。親牛の膣に腕を入れて手探りで胎児の大きさや足や頭を確認して正しい向きに整復して引っ張り出します。
なかなか正常な向きに戻らないものも多く、親牛には申し訳ないが長時間腕だけを突っ込んで汗だくで「格闘」します。
最近は、冷静に処置しているように農家さんには見えていると思います。たぶん・・・
開業当初は、心の中で
「獣医さんを呼んで!!!」       の心境でした。
以前、夜中に難産で呼ばれて無事分娩が終わり、牛舎でお茶を頂きながら「獣医さんを呼んで!!!」の話をしたら大爆笑でした!!!
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by pathovets | 2011-11-01 18:54 | Comments(0)

再開にむけて

殺処分終了後の記事がみられなくなっていますが、不具合ではありませんので。

これまでの記事とコメントを振り返ってみましたが、有意義な議論の流れがある反面、ここのところ細い橋を渡るような危うい感じがあって少しブレークすることにしました。
冷静な議論の土壌をつくるためには、まず私が感情的になっては元も子もないことを理解しているのですが、バランスをとるのが難しい。
そして、顔と顔を合わせた対話に時間をとりたい時期であり、コメントの管理に手がまわりません。
皆様からいただいた膨大なコメントまで隠してしまい申し訳ないです。書かれているそれぞれの立場を考えると、これはいいけどこれはダメというような取捨選択ができないのです。
全部非公開にしようと思ったのですけど、時間がなかったというのが正直なところ。
処分中の記事は残ったままです・・・
当面この状態を維持させてください。


当地ではまだまだ「再開に向けて」と言えるスタートラインにも立てていないような気がしますが、これからが本当の闘いだと思っています。
8月末に安全宣言、その後一気に再開の流れに飲み込まれることを危険視する意見が多く聞かれます。
生産者が安心して家畜を導入できるように、「ここまでやってそれでもダメなら仕方ない」と納得できるところまで踏ん張らなくてはなりません。
一部概算払いで受け取った方もいらっしゃいますが、未だ補償の行方に不安が残る中収入ゼロの状態を強いるのは生半可なことではありません。
畜産業以外の方や該当地域外の方々から、「補償がもらえていいね」という声が聞かれますが、決して余裕がある状態ではありません。
機械にまで積もるようにまかれた石灰と度重なる消毒のなか、「これ動くかしらん・・・」という呟きが気になっていましたが、不安は現実のものとなり機械や車が故障したという悲鳴がちらほら聞かれるようになりました。
生活の問題だけではないことが理解いただけると思います。


今一番求めたいことは試験畜(おとり畜)の導入です。
地帯一体の足並みが揃わなければ、不安が残ります。
理想と現実問題との狭間で生産者にもいろいろな言い分がありますが、一定期間の試験畜の監視くらいは実施されなければ、怖くて家畜を入れられないという人も少なくありません。
まずは生産者に強く訴えていくことが必要ですが、試験畜の導入を行うのであれば、当然抗体検査等の清浄性確認がセットで実施されなければ意味がないと思います。
国はこの作業に積極的とは言えず、実はこの最終検査が非常に大きな壁となって立ちはだかっているように感じられます。本当は国主導でやってもらいたいぐらいなのですが・・・


私たちが今なすべきは、行政や農協、各種機関と協力して目の前の生産者と協議していくこと。
ブログの方に手がまわりませんで皆さんにはご不便をおかけしますが、たくさんのコメント必ず活用していきます。
記事の更新がいつできるかわかりませんが、事態が進めばよい報告をしたいと願っています。
管理不十分の中不安はありますが、この記事のみ当面コメントを受け付けようと思います。
現地に向けてご意見やアドバイスもあるかもしれませんので。
私たちと直接連絡をとりたいというような希望がある場合には鍵コメをご利用ください。

(クミコ記)

(たくさんの方にご心配をおかけしましたが、夫の手は痛みが和らぎ、ある程度の作業をこなせる状態になりました。治癒とはいいがたく、整形の先生から「休んでないでしょう!」と怒られていますが・・・)
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by pathovets | 2010-07-31 01:38 | Comments(20)

改めまして皆様にお知らせとお願い

改めまして皆様にお知らせとお願いです。
当ブログはリンク・転載フリーです。
許可なく使っていただいて構いません。

たくさんの方にごらんいただき、コメントも多数いただき感謝しております。
すべての方のところに足を運ぶのは難しい状況ですが、いくつかのHPも覗かせていただいています。
真剣に、適切に紹介してくださり、どうもありがとうございます。

一方で、他の根拠のない噂と同様に、書く側の意図と異なるとらえ方をされ、おかしな伝わり方をしているのではないか?とのご指摘も頂いています。
私たちの発信する内容から読者がどのように感じるのかは窺い知れない部分が大きいので、どこまでも追跡することはできません。
情報が独り歩きすることの恐ろしさも感じつつあります。

私たちができるお願いは、内容に手を加えずに転載していただくこと、あるいは記事そのもののリンクを貼っていただくこと、くらいでしょうか。


先日の安楽死とは何か?の記事に対する反響で気になっていることがあります。
まず、そこまでうがった見方をする方はいないと思いますが、作業従事者の誰一人として動物虐待をしたいと考えているものはおりません。
記事中の現場責任者の一人のお方も、例外ではありません。
コメント欄に一言書き添えてありますが、扱っているものの性質上、作業に使う多くのものが使い捨てになっており、毎日の資材に莫大な経費がかかっています。
節約できるものは節約する。これは当たり前の発想です。
発生当初、混乱から物品を選択する余裕もなく、とりあえず買ってとりあえず使ってという形で作業が進んできましたが、長期化するにつれて行政側も様々な工夫をされています。
薬剤は決して不足はしていませんが、同様の考えから発せられた言葉だったのかな、と想像します。
そして、現場の獣医師側も間違っていることは間違っている、とはっきりと意思表示していますので、少なくとも夫が入る農場では薬剤が節約されることはありません。
先日は不足分を県職員が取りに戻ってくれた、とのことでした。

このことを問題として記事にしたために、行政側への反発が強くなったとしたら、それは私たちの意図するところではありません。
現場責任者は、現在宮崎県家畜保健所(家保)の職員が担当しており、現場のあらゆる状況を俯瞰しながら関係各方面のコーディネートに当たっておられます。
いろいろな立場の方から現場の様子についてお聞きしますが、例えば処分対象動物の取り扱いがぞんざいであったりすると、家保職員がとんできて「作業は手順どおりにお願いします」といった声かけがなされることもあるようです。
概ね、動物の痛みや苦痛をなくすという点においては、心が配られているように感じます。

間違っていることはそれぞれが遠慮することなく意見を出し合い、改善していけばいいだけのこと。
ブログでとりあげたことによって、特に県外から応援にきてくださっている従事者のみなさんも、これはどうかな?と思うことを心にしまわずに発言できる雰囲気になるといいな、と思っています。

(クミコ記)
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by pathovets | 2010-06-21 10:39 | Comments(31)

ペットのヤギまで・・・

 今日は作業を休ませていただきました。毎日の注射で右手の握力が疲労で随分落ちています。以前のブログにも書きましたが、これが腱鞘炎なのか?親指の関節を動かすと非常に痛く、物を握って力を入れたり、重いものを持つのが大変です。
 作業の方は1日休みをもらいましたが、このところ小動物の診療をずっと”クミコ先生”にお任せしていたので少しばかり「助手」として診療に出ました。本来の「動物を生かす」仕事です。
 
 隣町の方が夕方、愛犬のワクチンに来院されました。この方のところにはヤギ君たちがおり、ご主人が非常に可愛がっておられます。以前、このヤギ君の1頭の調子が悪く何度か往診して治療し、最近は経過も良く食欲も元気もあり飼い主さんも私も喜んでいたところでした。しかし、この元気になったヤギ君たちもすでに「口蹄疫ワクチン」を接種されたようです。いつ刑が執行されるともわからない死刑囚のように、毎日処分の連絡を待つ日が続くことになります。

あまりにも酷です!!!

 一般に畜産農家のことだけが取り上げられますが、ペット(家族の一員)として飼育されてる偶蹄類の動物も牛や豚と同じような運命をたどります。

 今日の飼い主さんも「覚悟を決めました、敷地内へ埋却してあげようと思っています」と言われ、目を真っ赤にしてじっと涙をこらえておられました。このような場面で私もどう対応してよいのか?最近、分からなくなってきました。
単純に

大変ですね・・・・

がんばってください・・・・

なんて月並みな言葉では言いようが無くなってきています。
怒り、落胆、無念、日本語は比較的表現方法が豊かで、多様性に富んでいる言語といわれています。
しかし、こんなに慎重に適切な単語を探すのは今までにないことです。私の語彙力のなさかもしれませんが・・・。
そして、いくら探してもいい表現が思いつかない毎日です・・・
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by pathovets | 2010-06-11 21:47 | Comments(8)

ムッチー牧場へ

 今日の作業現場はブログで牧場の様子を紹介されている「ムッチー牧場」でした。
作業員一同、ムッチーさんの牛に対するこだわりと優しさに感銘を受けておりました。殺処分終了後、抱えきれないほどの大きな花束を持って埋却地へ向かわれた姿が印象的でした。
 開拓魂でこの危機を皆で乗り越えたいものです。
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by pathovets | 2010-06-10 21:12 | Comments(8)

受難のツバメたち

 連日、作業に出てふっと感じたことがあります。
この時期、ツバメたちが家の軒先や牛舎の梁などに巣作りをしていたり、すでに”りっぱなマイホーム”を完成させ卵を産んで抱卵している鳥たちがいます。

しかし、私達の殺処分の作業が終わると清掃・消毒の作業となります。このときは、牛舎の隅々まで清掃を行います。そして、天井も含め念入りに消毒剤が散布されます。さらに壁や床には石灰がこれでもか!というほど撒かれます。

消毒剤の散布はツバメたちの”マイホーム”にも及びます。何事か!と驚いた鳥たちは巣の近くを飛び回りながら警戒しています。この後、建築途中のマイホームを造り続けるのか?卵を抱きつつけるのか?

不安にかられながら私たちは現場を後にします。
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by pathovets | 2010-06-08 20:25 | Comments(1)

携帯用ブログURL

携帯用ブログURLはありますか?とのご質問を受けました。

携帯用ブログ・・・そんなものがあるのね・・・
すいません。初めて知りました。

おそらくこれが携帯用ブログURLになると思います。

http://mblog.excite.co.jp/user/pathovets/

皆様、よろしくお願いします。

(クミコ記)
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by pathovets | 2010-06-03 12:21 | Comments(2)