パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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カテゴリ:ペット( 53 )

ペットの中毒

私たちの身の回りにはペットが口にすると中毒を起こすものが意外に多くあります。
先週も中毒を疑う症例が多くありました。
皆さんがよく耳にするような「玉ねぎ」や「チョコレート」などは結構用心しているみたいですが、ガーデニングで使用する「ナメクジの駆除剤」「農薬類」「ゴキブリやアリの駆除剤」「食品についている乾燥剤」・・・結構あります。
大量に摂取し早期に症状が出始める、飼い主さんが見ている前で摂取、知らない間に摂取してなんとなく具合が悪くなった・・・病院への来院理由も様々です。
特に農薬類に関しては最近では農薬類のラベルに解毒剤についての記載もあります。また、記載がなくても来院時に容器ごと持って来てもらうか農薬名をしっかりメモして来院してもらうとスムーズに治療に取り掛かれます。現物を見せてもらうのが一番確実です。「ゴキブリやアリの駆除剤」の中には全く無害のものもあります。仮に飲み込んでしまっても経過を観察するだけの時もあります。
大概、みなさん慌てふためいてとりあえず連れてくる方が多いので冷静に行動してください。
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by pathovets | 2014-09-23 16:32 | ペット | Comments(0)

熱中症に注意しましょう

宮崎県はついに梅雨明けしました!
ここ数日本当に暑い日が続いています。外に出ると10分くらいで汗だくです。
これから先、こんな暑さが毎日続きます。
ペットの熱中症には十分気を付けましょう。室内犬は外出時にはなるべくエアコンが望ましいです。よく閉め切った部屋で扇風機をかけて外出先から帰宅したらぐったりしていたといわれる方がおられます。扇風機をかけたままでも室温が上がれば当然熱中症になります。また、屋外で飼育している犬については寒冷紗などで木陰を作ってください。大きな木があればそこに繋いでおくのも良いでしょう。
十分な対策をしていても元気がなかったり気になることがあれば早めに受診しましょう。
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by pathovets | 2014-07-17 20:58 | ペット | Comments(0)

こじれてしまった皮膚病

動物病院への来院理由のベスト3に入るのが皮膚病です。
当院でも毎日の診療で皮膚病の診察がない日はないくらい多いです。原因は多種多様です。症状も本当に初期のものから何年も治らずに色々な病院を渡り歩いたような慢性例まで様々です。初期のものはほとんどが数回の治療で治癒するのでそれほど心配することはありません。当院は色々な病院を渡り歩いた慢性例が非常に多いです。このような患者さんほど十分過ぎるインフォームが必要で診察時間の大半は病状の説明と今後の治療方針に費やされます。当院では慢性例については、「とりあえず1週間で痒みだけ治します」と言うように短いスパンで何日であるいは数週間ごとの目標を設定していきます。そうすると患者さんもあせることなくじっくり最後まで治療に付き合ってくれます。やはりしっかりした診断をしてしっかり治りきるまで治療を継続することが大切です。
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by pathovets | 2014-03-18 20:53 | ペット | Comments(0)

新入り

d0167210_18524318.jpg2か月前に隣の実家で生まれたビーグル犬の子犬を飼うことになりました。
すでに愛犬ベッキーがいるのでこれ以上はと思いましたが、生き物好きの次女が自分で世話をするのでどうしても飼いたいというので本日許可しました。いつまで真面目に世話をするのか?
すでにベッキーの世話、パンダマウスの世話、オタマジャクシの世話(たまに水を飼えるだけのようです)をしているようです。生き物が産まれて死んでいくまでを見ることは非常に大事な経験だと思います。いろいろな生き物の生態をどう感じているのでしょうね。たくさんのことを感じてくれるといいですね。
5月にはヤギの「まさこ」が出産予定です。
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by pathovets | 2014-03-10 18:55 | ペット | Comments(0)

熟睡:グー・グー

昨日から入院中の犬がおります。今日手術が終わりました。
術後の麻酔からの覚醒も順調で夕方には元気に入院ケージ内を歩き回っていました。
先ほど観察したら「グーグー」いびきをかいて熟睡していました。少々の音では全く起きませんでした。
こんなに熟睡する犬は初めてです。
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by pathovets | 2014-01-23 18:37 | ペット | Comments(0)

狂犬病の恐怖

7月に台湾での狂犬病発生が報告されています。徐々に感染が拡大し野生動物と犬で感染が確認されています。アジアでの数少ない狂犬病清浄国の1つでしたが、感染を広げつつあります。ニュースではちょっとした狂犬病パニックになっているようです。日本と同じように50年以上も発生がなかった島国台湾である。日本も汚染国に囲まれた非常に危険な地域です。

先日、病院に来たお客さんが「狂犬病ワクチンを打たなくてもいい」という都合のいい理由を自慢げに話して帰られました。「うちの犬は人をかまない」「ワクチン代は行政と獣医の飲み食いに使われている」「日本には狂犬病はないから大丈夫」・・・。本当に質の低いオーナーです。こんな質の低いオーナが来院するようでは病院としてまだまだ未熟だと痛感しました。

発症すればほぼ100%死亡する危険な病気をこのまま放置し続けても良いのか、一時的な損得勘定ではなく多角的に考えるべきだと強く思う。
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by pathovets | 2013-10-07 18:05 | ペット | Comments(0)

セカンドオピニオン

人の医療では「セカンドオピニオン」と言う言葉がずいぶん知られるようになりました。
動物の医療でももう少し積極的に「セカンドオピニオン」を求めてもいいのではないか?と考えています。どうしても飼い主さんと獣医師の間である程度の関係ができてしまい、治らないのにずっと治療を継続しているケースが目につきます。飼い主さんはなかなか獣医の目を気にして病院を変えることができないのかもしれません。獣医師側から「別の先生の意見を聞いてみてもいいかも」と勧めることも良いのかもしれません。

アトピーと言われ1年も2年も高い処方食を与え続け、抗生物質やステロイドを長期投与されているケースが目につきます。そんな動物がやってくると本当に悲惨な状態でなりません。

自分自身の病気とおきかえてもう少し「セカンドオピニオン」を活用してはどうでしょうか。
何かが変わるかもしれません。
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by pathovets | 2013-09-09 21:31 | ペット | Comments(1)

ペットの歯周病

梅雨明けからほとんど雨も降らずカンカン照りの毎日で大変です!
さて、毎日診療する中で飼い主さんが意外に気にしていない病気・症状があります。
それは「歯周病」です。
診察室に入ってきてしばらくすると歯周病特有の生臭いというか腐敗臭と言うか・・・
鼻が曲がりそうな臭いが院内に漂います。それとなく口の中を見てみると巨大な歯石で歯が覆われ、
歯肉は真っ赤に腫れたり、膿んでいたり!飼い主さんには口の中を見せて歯周病ケアをそれとなく
促すのですがなかなか口腔内処置まで依頼されることはありません。
もう少しうまく説明せねば!と思うのですが・・・
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by pathovets | 2013-07-17 16:46 | ペット | Comments(2)

梅雨時期は皮膚病に気を付けて

毎年この梅雨時期になると皮膚病が多くなってきます。ジメジメして皮膚表面の細菌のバランスが壊れることが原因と思われます。また、ちょうどこの時期に発情期が重なってしまうワンちゃんはホルモンバランスの変化と湿度の影響で皮膚病を発症する場合があります。
かゆみは私たち人間にとっても非常にストレスを感じるものです。これは動物も同じで自分で掻き毟ったり、咬んだり、色々なところへこすり付けたり・・・。血が出ても掻き続けます。
皮膚病はちょっとした風邪などのように様子を見ていても治ることはほとんどありません。病変が広がる前に病院を受診して完全に治しきることが大切です。
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by pathovets | 2013-06-10 14:12 | ペット | Comments(2)

残念な飼い主さん

今日、診療時間がちょうど終わった時に「急患」ということで電話を受けました。子供さんの声で数日前から調子が悪く、何も食べないということでした。すぐに連れてきてもらうことにしました。
お父さんと中・高生くらいの子供さん2人が中型犬を連れて来られました。歩く気力もなく白目の部分が黄色くぐったり。血尿のようなおしっこをしているようでした。
血液検査とエコー検査をしている間、お父さんは子供たちに「もう寿命だ」「今朝、死んでいるかと思っていたけどまだ生きていた」「治療してもだめだ」「もうすぐ死んでしまう!」・・・何しに連れてきたのか?と思うようなことを連呼していました。さすがに子供たちも嫌気がさしたらしく親子喧嘩が勃発。
検査がすべて終わり、結局「フィラリア感染症の末期」の状態でした。皮肉にもお父さんが言われていたように手の施し様のない状態でした。残念な結果を説明している最中にもお父さんは「俺の言った通りだろ」と言わんばかりのドヤ顔、子供たちはすっかり肩を落として・・・
子供の教育にも悪いし、この犬も大変な人に飼われてかわいそうでした。
田舎の人間だからそうなのか?  あの年代の人だからそうなのか?  色々と考えさせられました。
それにしてもフィラリアに関しては、いい薬がたくさん出て、予防すればほぼ100%感染予防できるのに年間何匹の犬が今日のような状態で来院するのか!まだまだ、当院の啓蒙活動は足りないようです。反省・・・
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by pathovets | 2013-04-17 22:13 | ペット | Comments(0)