パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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これは何の卵???

 1週間前にすずめの卵が4つ保護されました。
保護したときにすでに抱卵されていたのか、もう少し卵を産んでから・・・だったのか分かりませんでしたが、とりあえず孵卵器に入れてみました。

スズメの卵はウズラの卵と同じような模様で大きさはウズラの卵の1/2~1/3くらいです。随分小さいな~と思いますが、スズメの大きさを考えると「こんなに大きな卵を産むのか!」と驚きます。

どれくらいで孵化するかもわかりませんでしたが7日目、写真のように孵化していました。
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雛はまるで「妖怪」のようです。まったく毛が生えておらず、目も開いていません。ただ眼球の部分がピンクの皮膚の下に黒々としています。未熟な状態で生れてくるんですね~~~。
おなかは、プックリふくれほとんど仰向けで寝ています。

2日にかけ4個とも孵化しました。これ以降は、小学校2年生の娘が世話をするということなので任せました。せっせと毎日世話をしています。随分未熟なので大変だと思います。がんばれ!
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by pathovets | 2011-05-26 16:33 | ペット | Comments(2)

被災地での現状は

 震災から早くも2ヶ月が経過しました。私の周りでは震災直後のような「支援、支援、支援・・・」という状況はなくなったように思います。義援金についても当初は、色々な組織や団体、自治体・・・・あらゆるところから募金の依頼が殺到しましたが、現在はそれもなくなりました。震災に関する報道についてもメディアでごく一部報道される程度になりました。

被災地から遠く離れて、放射能汚染もそれほど心配のないこの地域だからこんな状況なのか???

まさか全国的にこんな状況ではないだろうと思うが・・・

宮崎県は昨年の口蹄疫から1年を迎えました。当時も宮崎から遠い地域ではこんな状況だったのかな?と思っているところです。当時もそうでしたが、国から発表されることが非常に遅く、不信感をもっておりました。国会では今も野党がここぞとばかりに与党批判を繰り返し、答弁者の声もかき消されるほどの”ヤジ”。国として被災者や被害者を支えようと言う姿勢が全く見えてこない。選挙のときばかり声をからすパフォーマンスではなくこんなときに汗して行動する議員を国民は求めているのではないでしょうか?

気になることが!最近、原発から避難されている方の一時帰宅が認められ口蹄疫の作業時と同じ「タイベック姿」で住民の方々が映っていました。確かに放射能物質の付着はある程度防げると思いますが、放射線は防護できないのではないでしょうか?専門家ではないので間違っていたら指摘してください。タイベックはある程度の防水性はありますが、チャックの部分は水を通します。「あんな軽装備」でいいのかな???

原発の破損についても最近になって「あそこも壊れていました」「ここも壊れていました」と次々に新しい事実が判明しています。周辺住民の方は非常に不安だと思います。国がどれほど信用できるか分からない今、しっかりした「真の専門家」が声を上げてほしい。危険なものは危険だということを。

先日、獣医師会から被災地での犬や猫の保護のボランティア募集がありました。”本当の”放射線量やその危険性が示されていない状況の今、被災地の方々には申し訳ないが応募しなかった。

農畜産物についても甚大な被害となっている。放射能汚染された大地は何十年も使用できないだろうし、そこから農畜産物を得ることも出来ないだろう。ただ「安全」を連呼するだけではなく何が危険で、それが原因でどういうことが引き起こされるのか(可能性も含めて)をしっかり説明すべきではないか。これは不安をあおるのではなく被災者の将来に関わることであるし、次の世代にも影響することなのである。
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by pathovets | 2011-05-20 17:37 | 何でもコメント | Comments(3)

珍獣

 ここ数年、この田舎でも 「珍獣」 の診療があります。
治療目的での来院、マイクロチップの挿入依頼、飼育方法に関する相談・・・いろいろな目的で来院されます。私も ”珍獣” に興味ありますが飼育までは考えていません。
珍獣たちが来るとワクワクします。

それなりに知識を得て飼育される方もいる反面、購入した後で相談に来られる方も少なからずおられます。これは珍獣に限らず犬、猫、小鳥、ウサギ・・・など全ての動物に共通しますが、飼育方法を十分理解しその生態を理解して飼いはじめてほしいものです。

身近なものにウサギがあります。「ウサギの飼い方」などのマニュアル本を見ると餌はウサギ用のペレットをあげましょうと書かれています。これは都会で身近に草のない環境の場合です。理想は野山の雑草、あぜ草です。
飼い主さんにこのことを言うと「そこらへんの草でいいんですか!」とほとんどの方がビックリされます。

私の返事は決まって「野うさぎが山の中でウサギ用のペレットを食べていると言う話を聞いたり、見たりしたことがありますか?」です。

みなさん「そういわれてみれば・・・」と納得されます。

どんな動物でも自然に生きている姿に近づけてあげることが上手な飼いかただと思います。
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by pathovets | 2011-05-13 19:01 | ペット | Comments(0)