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パソベッツこじま 大動物診療部 in 川南町

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集合注射による咬傷事故

 数日前に「犬が咬まれたので診てください」と飼い主さんから電話がありました。数十分後に来院されました。
 犬は非常に緊張し小刻みに震えていました。気の小さい犬は病院へ来るだけで緊張し、診察台に載せられるとさらに緊張します。気性の荒い犬でも診察台に載ると大人しくなる場合があるのである意味いい面でもあるのですが・・・、極度の緊張はあまりよくないですよね!

 さて、咬まれた犬は太ももの内側の皮膚が500円玉くらいの大きさで皮膚が裂けていました。外側は牙が刺さった痕が残っていました。怪我の経緯を飼い主さんに聞いたところ、狂犬病の集合注射の会場で他の犬に咬まれたとの事でした。さらに、飼い主さんが手に包帯をしていたので怪我の理由を聞いたら、咬まれた自分の犬を引き離していたら、パニックになった自分の犬が咬み付いたそうです。咬んだ犬は近所の方の犬。田舎では近所付き合いなどで大事にはなりませんが、毎年大小の事故があったり危険な場面に遭遇します。

今年は役場の方に特に咬傷事故防止のために新しい看板を設置していただきました。迅速に対応していただいた役場には感謝しますが、やはり飼い主のモラルに問いかけるしかないのが現状のようです。

まだ、接種がお済でない方はかかりつけの動物病院で!
by pathovets | 2010-10-12 21:17 | ペット