うちの放牧豚をようやく口にした。年末に1頭を屠畜しスライス、ブロックにしてお世話になった方々や隣近所に一通り配り終えわずかながら各部位が自家用として残すことができた。最近になってようやくそれをうちのシェフが料理してくれた。まずは「とんかつ」。まず一口目に感じたのは脂身の甘さが非常に際立っていました。ブロック肉を約2cmに私がカットしたのですが、その際に感じたのは通常”筋”と言われる部位に非常に分厚いコラーゲンの層が見えました。相当な運動をしているので料理した時に硬いだろうと思っていましたが、まったくそれはなくコラーゲン特有のトロッとした歯触りでした。
昨日はハンバーグ。うちのブタのミンチだけで作りましたが、今までミンチ肉のにおいがとても嫌だったのですが、まったくにおいがなくこんなに差があるものかと驚きました。ミンチは各部位の成形の際に出る部位をミンチにしてあり販売価値はあまりないかな?と思っていましたが、ただの余りものではなくりっぱな商品となりそうです。
手前味噌ですが、「本当にうまい肉」ができました。そのうえ、個体管理がしっかりしておりますのでめちゃくちゃ安全な肉です。
販売許可もとりましたので、2頭目を販売する春先にはまたご案内したいと思います。